芸能人みたいに健康美人になりたいけど、青汁は無理。昔よりはまし?
大学卒業後、初めて就職した会社の上司が、毎朝の日課として、青汁を飲んでいた。
会社の中で、数少ない女性社員だった私は、その上司の青汁係に任命されてしまった。
冷凍している青汁を解凍し、冷たいものを持っていき、ぐっと一気に飲んでもらうというものだったので、毎朝、タイミングを見計らいながら用意していた。
そして、ある日、上司が体調不良で出勤して来ず、解凍してしまった青汁を私が飲まなければならないという事件が起こってしまった。
他の上司に、是非!!と勧めたが、お前が飲んでいいよと言われ、生まれて初めて青汁を飲むことになったのだが、まず臭いからして気持ち悪くなるレベル。
これを口に入れなければならないなんて、青汁係の段階でも我慢してたのに、ありえない!!と必死に抵抗したのも虚しく、当時体調を壊しやすかった私が飲む羽目に。
上司が毎朝していたように、ぐっと一気に飲み干すのが一番いい方法なんだろうと信じ、心を決め、飲んだ。
吐くかと思った。
そして、その日一日中、お腹から青汁の臭いが上がってくるような感じで、余計に体調を崩しかねなかった。
それ以来、どんなに美味しいと言われる青汁を出されても、一切飲まないと決めた。
毎日は無理だけど、少しは改善した青汁のまずさ
CMで流行り、「青汁ブーム」だった時代。青汁の存在を知らなかった私。
友人の家に行ったときに、「私、青汁飲んでるんだ~」と自慢げに言われたので、さぞ高級なものなんだろうと思っていた。
「青汁って何?」と聞くと、「知らないの!?」と驚かれた。
試しに飲んでみなさい、ということでマグカップに注がれた青汁を飲んだ。色や匂いを確かめずに。。
最初、あまりの味に脳が判断できない状態だった。少し経ってから、まずい!すごくまずい!と気づくことが出来た。
友人に騙されたと思った。美味しそうなものだと青汁を自慢して、変な手作りのものを飲ませたのだと。
そんな恨めしそうな顔をする私に、「最初はそうだよね~でも慣れるよ」と友人。
これは本当に売り物なんだと驚きました。
それからあの時の衝撃が忘れられず、青汁を遠ざけていた私ですが、野菜不足に悩みジューススタンドで青汁を頼んでみました。
やっぱりますい・・。でも飲みやすい!
青汁は何年か経って飲みやすいものになっていました。
我慢できないまずさから、我慢できるまずさへ。
栄養が満点なので、たまには飲みたいなと思います。
毎日は無理だけど。